ビタミンB2が大切!美肌にぴったりな具材を集めた牡蠣鍋の献立

牡蠣は11月頃から旬を迎え、寒くなってきた時期のお鍋にもぴったりです。

今回は美肌にぴったりな具材をそろえた牡蠣鍋をご紹介します。

▼詳しいレシピはこちら。
栄養満点◎冬の定番あったか牡蠣鍋

美肌に嬉しい!牡蠣鍋

牡蠣の豊富なビタミンB2

肌が乾燥したり、ニキビなどが出来たりする肌荒れのトラブルは、ビタミンB2の不足が原因とされることがほとんどです。

チョコラBBなどの名称にもあるように、ビタミンBは元気と美容のビタミンとも呼ばれる肌に嬉しい栄養素となっています。

ビタミンB2の役割は、糖質やたんぱく質の代謝に影響し、サポートをすることです。

つまりたんぱく質から出来ている肌の保護・再生・維持を行い、ターンオーバーによる肌の健康化を目指してくれるんですね。

更に疲労回復効果も見込めますので、同時に顔色のケアも可能になりそうです。

そんなビタミンB2が豊富に含まれているのが、海のミルクとも呼ばれる栄養満点の牡蠣なんです。

亜鉛の美肌効果

亜鉛は、たんぱく質の合成の際に体内で働く酵素の材料です。

体内で作り出すことができないため、必ず食事から摂取する必要があります。

肌だけでなく髪もたんぱく質から出来ており、これらの速いスピードで行われる新陳代謝を促すことで、肌や髪を綺麗に保ってくれる効果があるのです。

肌のターンオーバーを促し、常に新しく正常な肌を作りだしてくれるイメージですね。

しかし、摂取過多による副作用により、代謝異常となる可能性もあります。

厚生労働省による食事摂取基準2015でも摂取の上限量が記載されています。

男性の推奨量は9~10、上限量は40~45
女性の推奨量は7~8、上限量は35

通常の食事のみでこの数値を超えることは難しいですが、サプリメントなどを併用する場合はこれらの数値を超えないよう注意しましょう。

ビタミンCで亜鉛の吸収率をアップ!

レモンに含まれるビタミンCには、亜鉛の吸収をサポートしてくれる役割があります

漬けダレのポン酢にさらにレモン汁を加えて、その効果をさらに発揮できるようにしましょう!

牡蠣鍋に入れたい!美肌具材

しらたき

しらたきは肌の新陳代謝を促す牡蠣の栄養素とは違い、腸内環境を整える方向から美肌を目指すための食材です。

実は食物繊維が豊富に含まれているしらたきは、消化に時間のかかる食材です。

ゆっくりと消化に時間をかけながら腸の働きを活性化させることで、便秘解消に役立つと言われているのです。

白ねぎ

白ねぎに含まれるアリシンには、ビタミンB1の吸収率をアップさせてくれる効果があります。

牡蠣に含まれるビタミンB1を上手に体に吸収させるためにも欠かせない食材です。

またねぎの上部、緑色の部分には、肌の粘膜に影響するカロテンやビタミンCが含まれており、美肌効果があります

ちなみに、ねぎは小さく切るとアリシンが増えますが、大きく切ると旨み成分が多く残りやすいとされています。。

えのきたけ

えのきに限らず、きのこ類に含まれるグアニル酸という成分は、細胞の再生を促進させる効果があるとされています。

これは化粧品などにも使われている成分であり、つまり美肌にも効果があるのです。

牡蠣と同様にビタミンB2も含まれていますので、ダブルで肌を再生・保護するパワーがあります。

卵とブロッコリーのサラダ

付け合わせのサラダにも、美肌効果の高い材料を使用しています。

それぞれの美肌効果を見ていきましょう。

良質なたんぱく源!卵

卵には、肌や髪の材料となるたんぱく質が豊富に含まれています。

たんぱく質が豊富に含まれる食材の中でも、卵はたんぱく質の吸収率が特に高いのです。

牡蠣のビタミンB2をしっかり働かせるためにも、肌の材料となる良質なたんぱく質をしっかり摂取しましょう。

ビタミンCが豊富なブロッコリー

ビタミンCはメラニンを抑制し、大人ニキビなどの肌トラブルを防止する役割を持っています。

そしてブロッコリーには、レモンよりも多くのビタミンCが含まれているのです。

また食物繊維も豊富なため、腸内環境の改善による美肌効果も見込めます。

栄養満点!冬の定番あったか牡蠣鍋
ご飯(235kcal)
牡蠣鍋(111kcal)
卵とブロッコリーのサラダ(144kcal)
合計490kcalの献立になりました。

▼詳しいレシピはこちら。
栄養満点◎冬の定番あったか牡蠣鍋

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