食事を記録することは、太る原因・痩せない原因を見つけるだけではありません。
自分の生活や食事を見直すと、自然と「意識」が出来るようになります。
その意識が持つ力、健康やダイエットへとつなげるためのポイントについてご紹介していきます!
食事を記録するとなぜ痩せるのか?
実際にレコーディングダイエットを行ってダイエットに成功した方の本などもたくさん出ていますね。
食事を記録する「レコーディングダイエット」を行うと、なぜ痩せる効果が得られるのでしょうか?
そもそも食事というのは食べると無くなります。
栄養素や脂肪、体を動かすためのエネルギーとして取り込まれますが、すでに食べたものは目に見えないのです。
特に無意識のうちに食事を行っていると、昨日食べたものすら思い出せないということもあり得ます。
その見えない食事を記録することが重要となるのです。
記録し書き留めることによって、食生活の中で食べすぎているものや不要なものが目に見えるようになってきます。
● 記録することで意識ができる
意識するということは、脳科学的にとても大切なことなのです。
例えばダイエットをして痩せた後のイメージを強く持つことで、モチベーションのアップにも繋がるようになります。
潜在意識を使う事は脳科学の理にかなった方法です。
食生活を書き留めることで見えること
ちりも積もれば間食も…
チョコレートや飴玉、クッキーやナッツなどの間食もすべて記録してみましょう。
カロリーや炭水化物(糖質)に換算すると、意外と高数値になっていることが見受けられます。
記録の際に間食を摂っていることを自覚し、翌日から3日我慢するなどまずは気づいて意識することを行ってみましょう。
同じメニューを何度も食べているかも?
朝ごはんを作るのを面倒くさがってパンばかり食べていたり、昼ごはんは同じお店で同じものばかりを食べていたり…
意外と同じメニューばかり食べてしまっていることはありませんか?
これでは栄養バランスが整いませんね。
食べたもので体をつくり、食べたものからエネルギーを生み出して動かし、食べたもので体の調子を整える、この3点を意識しなければ健康的なダイエットは得られません。
不足している食材は何か?
意識的に野菜を食べていた気になっても、実際に記録すると摂取目標に届いていないことも多くありえます。
野菜だけでなく乳製品なども足りていない場合が多いため、チェックのポイントです。
炭水化物を摂りすぎている事も…
例えばチャーハンやオムライス、パスタなどは、ほとんどが炭水化物です。
いくら少量の具材が入っているとはいえ、栄養バランス的にもあまりよくありません。
続けて食べていると、炭水化物(糖質)の摂りすぎになっている可能性があります。
一汁三菜を毎日というのは難しいですが、連続して食べないように気をつけてみましょう。
食べすぎが抑制できる
食事を書き出していくと、小食だからあんまり食べてないと思っていた自分が、間食とあわせてかなりの食事を摂っていることに気付くかもしれません。
食べていないのに痩せないというのはほぼありえません。
ほとんどが食べていないと思っているだけです。
このように、食事を記録することで食生活を正しく見直すことができ、自然と健康的なダイエットへとつながるようになります。
食べ物だけでなく飲み物も記録するようにしましょう。
食事を記録するための専用ノート
毎日の食事を記録するための専用ノートというのも販売されています。
食事だけではなく血圧や運動状況を書き留めることが出来るものなどもありますので、これらを利用するのもおすすめです。
書く内容が定まっており定型化されていると続けやすいものです。
ダイエットを目的としている方は、毎日の体重や体脂肪も一緒に記録すると良いでしょう。
体調によっても体重の誤差は生まれますが、糖質を摂りすぎた後に体脂肪が少し増えていることに気付いたりすると、さらに自分の中で意識・イメージが固まってモチベーションがアップします。
また、専用アプリなどを探してみるのも良いかもしれませんね。
食事を記録し、正しい食生活とダイエットに意識を向けてみましょう!