野菜がたくさん食べられて寒い時期にもぴったり!
今回はたくさんの種類がある鍋の中でも「ダイエット」にぴったりな「豆腐チゲ」をご紹介します。
どんな具材がどのようにダイエット効果があるのか?脂肪燃焼パワーをチェックしましょう!
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ピリッと熱々!たっぷり野菜の豆腐チゲ
アツアツ!ピリ辛!豆腐チゲ鍋
キムチと植物性乳酸菌の効果
乳酸菌には動物性と植物性の二種類が存在しており、乳酸菌飲料に含まれるのは「動物性乳酸菌」です。
動物性の乳酸菌は胃酸や胆汁酸で死滅しやすく、生きたまま腸に届けるのが難しくなっています。
よく「食後30分以内に飲む」と耳にしたことがあるかもしれませんが、これは胃が食べ物で満たされていると胃酸の働きが弱くなり、少しでも多くの乳酸菌を死滅させずに腸まで届けるためです。
そしてキムチに含まれているのは「植物性乳酸菌」で、動物性の乳酸菌よりも強い生命力を持っています。
こちらは生きたまましっかり腸まで届く乳酸菌のため、はるかに高い整腸作用を期待することができるのです。
キムチを選ぶ際の注意
キムチは「自然発酵」させたものを選ぶようにしましょう。
日本では発酵させたものだけでなく浅漬け状態のものも含め、幅広く「キムチ」と呼ばれます。
そのため市販品の中には発酵せず人工的に乳酸菌を添加したキムチが売られていることが多いのです。
専門店などに行き説明を聞いて購入するのが確実ですが、韓国から直接輸入されたものや、「韓国製法」などと記載され、韓国の製法を真似して作られたものであれば発酵されたキムチである可能性が高いです。
腸内環境とダイエットの関係性
ダイエッターの方であれば、ダイエットの際は腸内環境を整えることが大切、などと聞いた事があるかもしれません。
これは便に関する様々な問題が解決されて自律神経が整い、血行が促進されることに由来しています。
血行が促進されると体の冷えが解消されて体が温まり、少しでも多くのエネルギーを消費させる体を作り出せるようになるのです。
ちなみに内臓温度が1℃上がるだけで、呼吸や内臓が働くことにより消費されるエネルギー(基礎代謝)に大きく変化が出るようになります。
キムチに含まれる植物性乳酸菌はその他のものより効率よく腸内環境を整えることができるためダイエットの基盤となり、脂肪の燃焼へと繋がるのです。
ちなみに腸内環境が悪化すると蓄積された腐敗産物により肌トラブルも多くなりますが、こちらも併せて改善が期待できます。
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しめじのダイエット効果
食物繊維が豊富で低カロリーなしめじには様々なビタミンが含まれていますが、その中でも特に注目したいのがビタミンB2です。
ビタミンB2は、糖質・たんぱく質・脂質を代謝し、体を動かすためのエネルギーを作り出すことをサポートします。
同時に脂肪の代謝をサポートするのもビタミンBなので、ダイエット中は特に意識的に取り入れるようにしましょう。
ビタミンB2が不足すると効率よくエネルギーを作り出すことが出来ず、疲れやすくなってしまいます。
オルニチンのはたらき
しめじには肝機能をサポートしてくれるオルニチンがしじみの5~7倍ほど含まれており、アルコールの分解をサポートします。
飲み会が多い時や、日常的に飲酒を行う方にもおすすめですね。
さらに、アルコールを分解するオルニチンには脂肪を燃焼させる効果もあるので、ダイエット中の手助けにもなりそうです。
付け合わせにキャベツの麹和え
塩麴に含まれるカルシウムは、脂肪を蓄えようとすることを抑制し、脂肪を燃焼しやすい体質へと変えてくれる効果があるとされています。
また塩麴も発酵食品であり、乳酸菌が含まれています。
キムチとあわせて整腸作用が期待できるのも嬉しい点です。
しかし大量に食べると太ってしまう可能性があり、塩分も含まれているため注意が必要です。
塩麴はお腹で膨らみ、いつもより少ない量でも満腹感を得ることができますので、少量を混ぜた献立を時間をかけ、ゆっくり食べるようにしてみましょう。
● 豆腐チゲ(146kcal)
● キャベツの麹あえ(47kcal)
合計で428kcalの低カロリー献立です。夜ご飯にぜひ取り入れてみてください。
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ピリッと熱々!たっぷり野菜の豆腐チゲ
ヤセメシでは他にも、管理栄養士が考えた一食500kcal以内の献立を紹介しています。