朝食を抜くと「良い」のか「悪い」のか?

日本では、朝食を食べる人の割合が男性15.0%、女性10.2%というかなり低い数字になっています。

一般的には、三食食べることが望ましいとされる中で、それぞれのライフスタイルが確立し、「朝食を食べない」ということを、選択する人が多いようです。

朝食を抜くのが「良い」のか「悪い」のか、その考えやメリット・デメリットは人それぞれ違ってきます。

朝食を抜くとこが「良い」という考えについて

朝食を抜くと、単純に一食減らすことにより摂取カロリーは抑えることが出来ます

実際に「朝食抜きダイエット」という、ダイエットが近年では流行りつつあるのは間違いないのです。

そして、朝食を抜くことにより、「内臓を休ませる」ことにも繋がります。

胃や腸など、消化器官を休ませてあげることで内臓はエネルギーを使わずに済みます。

一食抜くだけでも、体への負担は大きく変わってくるのです。

 

かといって、断食のように一切食事を摂らないとなると、逆に体へ栄養がいき届かず、ストレスに繋がり体内に悪影響を及ぼす危険もあるのです。

一食抜かす程度のものであれば、体への影響もさほどありません。

食事を抜くことにより、食費も自ずと減ります。食器を出したり、洗ったりという“手間”も省けるので、

朝時間が無い、食欲が無い人にとってはメリットとも言えるのでないでしょうか。

 

一方で、朝食を抜くことを「悪い」「よく思わない」という人も多数いると思います。

朝食を抜くことで内臓を休ませる効果があるといった一方、脳や体へのエネルギーを摂取させてあげるのも、朝食の大切な役割の一つです。

しっかりと朝食を摂るということは、体に必要なガソリンを入れることになります。

動く体を作るためにも、とても大切なことであるのは言うまでもありません。

朝食をしっかり摂ることによって、気持ちよく一日がスタート出来るといった声もあります。

体内時計を作るためにも、朝食は欠かさずに食べる必要があるのかもしれません

人間は、黙っていてもエネルギーを使います。そのために、食事を摂り、エネルギーを補う必要があるのです。

そして、集中力を向上させるといった効果や、ある大学の調査では、

年収1000万以上の人のうち8割が、仕事の日にはほぼ朝食を摂っているという調査結果も出ていることも分かりました。

朝食に必要な栄養素とは?

まずは、炭水化物は必要な栄養素の一つです。エネルギーの源で、主にごはんやパン、麺類に含まれています。

人の活動に最も必要なエネルギーを作り出す栄養素となっているので、炭水化物を中心に食事を摂ることが良いようです。

他にも、タンパク質も必要なエネルギー源となっており、五大栄養素の一つです。

肉・魚・卵・牛乳・チーズなどに多く含まれています。

筋肉や血管、内臓、ホルモンの一部内など身体を作り上げているのはタンパク質から出来ています

よって、朝食を摂る上でタンパク質も出来るだけ摂取しておきたい栄養なのです。

摂取しすぎに注意しておきたい食材

マーガリンやバターなどを使った食材は、摂取しすぎに注意しておくべきものです。

摂りすぎてしまうと、悪玉コレステロールを上昇させてしまい動脈硬化や高脂血症、肥満などに繋がる恐れがあるのです。

適量であれば問題はありませんが、自分の体の調子をみながら合った食材を摂取することがなによりも大切なポイントです。

 

色々な調査や研究結果をみても、朝食の必要性は高く評価されています。

一日を健康的に過ごすためにも、朝食は大切な栄養の源であり、必要不可欠と言っても過言ではないように感じます。

栄養バランスや体調を考えながら、毎日の朝食を楽しく摂取していくことは長生きの秘訣なのではないでしょうか。