甘酒とレモンで漬けた鰆焼き!冬にぴったりポカポカ粕汁♪

西では春、東では冬に旬を迎えるとされるサワラですが、今回は冬の寒鰆の時期におすすめの献立をご紹介します。

カブや生姜、酒粕などの冬にぴったりの食材と一緒に頂く「寒鰆」の美味しい味わいを、ぜひ食卓に取り入れてみてください。

▼詳しいレシピはこちら。
ほんのり甘酒とレモンを使ったさわら焼き

サワラの産地

平成29年度におけるサワラの主な産地を見ていきましょう。

サワラの漁獲量ランキング
1位 福井県(2,627t)
2位 京都府(1,352t)
3位 島根県(1,258t)

全体の漁獲量は15,201tとされており、福井県のシェアはおよそ17.3%になります。

美味しい!ブランドサワラ

淡路島のサワラ【兵庫県】

塩焼きや西京漬けなどでお馴染みのサワラですが、淡路島で獲れるサワラは、刺身など生で食べるのが一番美味しいと言われています。

淡路島の生のサワラは地元でしか食べることが出来ない、中トロのような甘みとさっぱりとした脂がのった一品です。

答志島トロさわら【三重県】

一本釣りで大銘柄のサワラだけがブランドを名乗れる、伊勢湾のトロさわらは、醤油をはじいてしまうほど脂がのっているそうです。

生だけでなく、あぶったりタタキにしたりと美味しい食べ方がたくさんあります。

庄内おばこサワラ【山形県】

火を通しても生でも美味しく食べられる庄内のおばこサワラは、独自の技術により通常よりも長く高鮮度が維持できるようになりました。

築地での人気も高く、高級寿司店などでも使用されることの多いブランドサワラです。

ほんのり甘酒とレモンを使ったさわら焼き

鰆は基本、夏以外は美味しく頂くことが出来ます。

関西方面では春、関東方面では冬に旬を迎えて多く収穫されますが、今回は冬の寒鰆と、同じく寒い時期に旬を迎えるカブ、そして体を温めるのにぴったりな甘酒・酒粕を使った冬におすすめの献立をご紹介します。

菜めし

カブに含まれる栄養素

カブにはビタミン類も含まれており、寒くなって風邪をひきやすい時期におすすめの食材です。

一年中スーパーで購入することができますが、寒くなると甘みが増して更に美味しく食べることができます。

今回は「カブの葉」を使用して菜めしを作りますが、カブの葉には非常に多くの「βカロテン」が含まれているのです。

βカロテンの効果
抗ガン作用
美髪作用
粘膜・皮膚の健康維持
呼吸器を守る

普段カブを購入されないという方にも、冬のカブを一度試して頂きたいと思います。

私たちの主食である、体のエネルギーとなるお米と栄養満点のカブの葉をあわせた菜めしをぜひ作ってみてください。

余ったカブの実は、以下のレシピで煮物にするのがおすすめです!
冬にぴったり!ふっくら鱈とカブの煮物

鰆の甘酒レモン漬け焼き

鰆の栄養素

鰆には、100gあたり1100㎎のDHAと、340㎎のEPAが含まれています。

他にも良質なたんぱく質や鉄分、ビタミンDなどが豊富で、健康維持のために大切な栄養素を摂取するのに適した食材です。

甘酒は飲む点滴

米麹から作られる甘酒は栄養素の多さと疲労回復効果の高さから、飲む点滴とも呼ばれています

ビタミンB群も豊富で、食べ物を代謝し、新陳代謝を促してサポートする機能があるため、普段の食事と一緒に取り入れるのがおすすめです。

レモンの効果

ビタミンCが豊富で、疲労回復効果が見込めることで知られるレモン!

朝起きてすぐに、レモン果汁を入れたミネラルウォーターや白湯を飲むと便秘解消に効果があるとされていますので、鰆のレモン漬け以外にも朝レモンを摂取する習慣をつけてみるのも良いかもしれませんね。

生姜入り粕汁

生姜でぽかぽか

生姜には、血液をサラサラにして血行を促進してくれる作用があります。

冬の寒い時期、特に冷え性の方は体を温めるためにもおすすめです。

風邪予防や冷え性予防など、様々な健康効果が得られる「生姜」は積極的に献立に取り入れていきましょう。

酒粕にはダイエット効果が!

米麹から作られる甘酒は疲労回復や美肌効果で知られていますが、酒粕から作られる甘酒にはダイエット効果や睡眠誘導効果があると言われています。

今回はその酒粕を使って、低カロリーでダイエットにもぴったりの粕汁を汁物として献立に加えました。

豚肉や冬に美味しいカブ、にんじんなどたくさんの具材を入れていますが、今回ご紹介した鰆などを具材にしても、出汁が出て美味しく頂けると思います。

味噌汁だけではなく、たまには栄養満点の酒粕が入った粕汁も試してみて下さいね。

白味噌

日本食、そして発酵食品の代表とも言える「味噌」。

味噌は昔から私たちの健康に良い影響を与えてくれているとされています。

例えば生活習慣病のリスクを下げたり、老化を防止したり、コレステロールを抑制する働きまであるのです。

毎日の献立には「一汁」をぜひ取り入れてみましょう。

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今回ご紹介した「菜めし」「さわら焼き」「粕汁」は、あわせて469kcalで頂くことができます。

▼詳しいレシピはこちら。
ほんのり甘酒とレモンを使ったさわら焼き

ヤセメシでは他にも、栄養士が考えた500kcal以内のレシピがたくさんあります。