丸ごとキャベツを購入したとき、使い切れずに困ってしまったことはありませんか?
今回はお好み焼きよりも簡単に、手早く調理ができる「とん平焼き」の献立や、おすすめのキャベツ消費レシピをまとめました。
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大葉の風味がアクセント!たっぷりキャベツのとん平焼き
キャベツの効果と栄養素
味にクセがないキャベツは、和食・洋食・中華と幅広く使用することができ、食卓にも取り入れやすい食材です。
さらにキャベツ特有であるビタミンUや、ビタミンCなどの栄養素も豊富に含まれています。
胃にやさしいキャベジン
キャベツには、キャベジンと呼ばれるビタミンUが含まれています。
胃腸粘膜の新陳代謝を促進し、胃酸を抑制することで負担を減らしてくれる栄養素です。
胃を助けるための医薬品として利用されることもあり、その効果は期待されています。
しかしビタミンUは長時間の加熱に弱く、水に溶けやすい性質を持っているため、ビタミンUの恩恵を受けたい場合は加熱時間を短くしたり、汁ごと頂ける献立に使用するのがおすすめです。
風邪予防・肌荒れ対策に!
キャベツには、100gあたりおよそ40㎎のビタミンCが含まれています。
豊富なビタミンCは風邪予防にもぴったりで、コラーゲンを合成するために必ず使用される栄養素でもあります。
冬の風邪対策や肌荒れ対策にも欠かせません。
キャベツの芯も栄養たっぷり!
キャベツの芯は、葉と比べるとおよそ2倍のカリウムやカルシウムが含まれています。
芯はキャベツを長期保存するために取り除いて濡らしたキッチンペーパーを詰めたり、爪楊枝を刺したりするかと思いますが、実はこのくり抜いた芯を捨てるのはもったいないのです。
斜めに、削ぐように薄切りにして味噌汁やスープの出汁に使用したり、きんぴらごぼうにしたり、もちろんサラダとして生で頂くこともできます。
甘みたっぷり!キャベツのおすすめレシピ
とん平焼き
● 手軽なランチ
● 夜ごはんのおかず
● お酒のおつまみ
とん平焼きはまさにキャベツ消費レシピにふさわしく、様々な場面で食べられる料理です。
ふわふわ&とろとろの卵と、甘みたっぷりのキャベツはソースとマヨネーズにも相性抜群!
今回は隠し味に大葉の風味を効かせてあります。
お子様が召し上がるときには、大葉抜きで作ってあげると良いかもしれません。
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大葉の風味がアクセント!たっぷりキャベツのとん平焼き
調理方法から選ぶキャベツの献立
調理方法から選べるキャベツの消費レシピもあわせてご紹介します。
サラダの献立
キャベツはサラダにもそのまま使用できる食材です。
特に春キャベツは柔らかいため、大きく切ってサラダとしてそのまま頂くのがおすすめです。
コールスローなど食感を楽しみたい場合には冬キャベツを使用し、シャキシャキとした食感と噛むほど広がるキャベツの甘みを楽しみましょう。
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朝食にぴったり!ベーコンエッグトーストと緑のサラダ
炒め物の献立
中華にも欠かせないキャベツは、卵やお肉などと一緒に炒めるだけでも美味しくいただけます。
炒める場合は水っぽくならないよう、ぎゅっと葉のしまった冬キャベツを使用するのがおすすめです。
辛い物が苦手な方は豆板醤なしでも美味しく作れます。
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ワンパンで簡単調理!豚肉とキャベツのピリ辛炒め
漬け物・和え物の献立
酢の酸っぱさとキャベツ本来の甘さが楽しめるのが、キャベツのピクルスです。
ピリッとした鷹の爪がアクセントとなって箸休めにも最適!
トマトを使用したパスタとの相性も良いため、ぜひ献立ごと試してみて下さい。
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ほっこりかぼちゃと旨みトマトのパスタ&ピクルス
スープ・煮込み料理の献立
火を通すと甘みが増すキャベツは、スープなどの汁物にもぴったり!
鍋料理や味噌汁、ロールキャベツなどの煮込み料理に使用するのもおすすめです。
薄切りにしたキャベツの芯を一緒に煮込んでも良いですね。
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しっとり柔らか!キャベツのミルフィーユ煮
ヤセメシでは他にも、管理栄養士が考えた一食500kcal以下の献立をたくさんご紹介しています。