食事中の飲み物は、口直しだけでなく脂肪の燃焼を助けてくれたり、血液中の中性脂肪を減少させたりと様々なメリットがあります。
それぞれの飲み物が食事へ与える影響や、体への効果などをまとめましたので参考にしてみてください。
食事中におすすめ!飲み物一覧
烏龍茶
烏龍茶には、烏龍茶特有のウーロン茶ポリフェノールが含まれており、これは脂肪の分解や吸収の役割を持つ消化酵素の働きを抑制する効果があります。
つまり、脂肪が吸収されにくくなり、脂肪を体外へ吐き出すという効果が期待できるのです。
また、血液中の中性脂肪やコレステロールを減少させるという効果もあります。
食事中に一緒に飲むことによって、食べた料理の油の吸収を抑え、脂肪がたまりにくくなるのです。
緑茶
緑茶に含まれるカテキンには、脂肪を燃焼しやすくする効果があります。
おすすめの飲み方は、食事の合間合間に少しずつ飲むことです。油の吸収を抑えて胃もすっきりし、そしていつもより少ない量で満腹感が訪れるようになります。
水などは常温より温かいものが体に良いとされていますが、お茶はどちらでも構いません。お好きな温度のものを飲むようにしましょう。
炭酸水
炭酸水は緑茶や烏龍茶と異なり、食事の前に250ml~300ml飲むのがおすすめです。その後の食事の量が自然と抑えられ、無理なく食事を制限することができます。
飲む量が少ないと、逆に胃腸が活発になってしまい、食べる量が増える可能性がありますので注意が必要です。
人によっては食事中、食事と一緒に飲んだ方が効果を感じる方もいらっしゃるかもしれませんので、ご自身にどちらが合うのか試してみてください。
ルイボスティー
ルイボスティーは少しクセのあるお茶ですが、すっきりとした飲み口で様々な食事との相性が良いです。
亜鉛・ポリフェノール・ビタミンCなどが含まれておりかつノンカフェインであるのがポイント!
またミネラルも豊富に含まれているので、食後に血糖値が上がった際に不足してしまうミネラルを補う働きがあります。
ミネラルは私たちの体内で作り出すことができず、不足すると様々な病気の原因となってしまうため欠かせない栄養素です。
ジャスミン茶
ジャスミン茶に含まれているカフェインは、脂肪をエネルギーへと変換し、代謝を上げてくれます。つまり、脂肪燃焼への効果が期待できるのです。
香りも楽しめるジャスミン茶ですが、その香り成分にも脂肪燃焼を促進する働きがあるため、食事の時にぜひ取り入れたい飲み物となっています。
ビタミンCも豊富で、このビタミンCと同時に摂取することで更に効果が高まるとされているビタミンEも含まれています。そのため美肌を目指す方にも、おすすめの飲み物です。
飲みすぎに注意が必要な飲み物
0カロリードリンク
飲み物100mlのカロリーが5kcal未満であれば、ノンカロリーと表示することができます。つまり、500mlのペットボトルだとおよそ25kcalの計算となり、キャラメル1個程度のカロリーを摂取している可能性があるのです。
また、0カロリーやノンシュガーのドリンクには、人工の合成甘味料が含まれていることがあります。中毒性があると言われていたり、リスクがゼロではない可能性が示唆されていたりと、人工甘味料については未だに研究結果がはっきりしていないのです。
必要以上に避ける必要はないのかもしれませんが、それを頭において、摂取はなるべく控えるようにするのが良いかもしれません。
また人工の合成甘味料は血糖値が上がりにくく、脳が「甘みを感じるのに血糖値が上がらない!ご飯をもっと食べなくては!」と錯覚してしまう可能性があるのです。
その結果食欲は増え、普段よりも余計に食事をとってしまうことがあるので注意が必要です。
食事中の飲み物は悪くない!
冷たい飲み物を大量に摂取したり、アルコールを飲んだりしない限り、食事中の飲み物が消化に与える影響はほぼないと考えて良いでしょう。
しかし食事中に飲み物を飲む際は、食べ物を流し込まないように注意しなければなりません。咀嚼回数を意識して、しっかりよく噛むことが大切です。
脂の吸収を抑える烏龍茶や、ミネラルが豊富なルイボスティーなど、自身にあったお好みのものを選んでみてください。