夜遅くについつい食べてしまう夜食。経験ある方、今もやめられない方がいるかもしれません!
体に良くないとわかっていても、夜食は美味しくなかなかやめられないものですが、一体どのようなリスクがあるのでしょうか。
今回は詳しく夜食のリスクや原因についてご紹介していきます。
夜食する人の増加
ある調査で夜食についての結果が公表されました。
すると、平日に夜食をするという人が増加傾向にあることがわかりました。
それにはライフスタイルの多様化に伴い、昼夜逆転してしまう人もいれば夜勤のある仕事や未婚既婚など様々な原因があげられます。
朝起きて夜しっかりと睡眠を摂るという生活は、出来るようで難しいのが現状なのです。
そのため、夜食をしてしまう人が増えていくのです。
空腹感を感じ食べてしまうのは本能ではありますが、時間によっては人体にさまざまな影響を及ぼすこともあるのです。
夜食が太ってしまう理由は?
体内時計
交感神経と副交感神経の2つで自律神経のバランスを調整している人体ですが、
そのバランスが崩れてしまうと自律神経が乱れ様々なストレスを与えてしまいます。
体内時計に沿った生活をすることで、体も心も正常運行させるのが大切なことなのです。
夜間はエネルギーを蓄えようと消化器が働くため、脂肪がつきやすくなります。
食事誘導性熱生産
この言葉はあまり耳にしたことが無い方もいるかもしれませんが、
食事後に安静にしていても代謝量が増加することを言います。
DITとも呼ばれます。
この働きは朝が最も強く、夜になるにつれて弱まっていくのです。
つまり夜食は熱生産が低く、カロリーの消費効率が減少するため太りやすいということが分かります。
危険がいっぱいの夜食リスク
夜食症候群
夜食症候群とは摂食障害のことで、近年この夜食症候群に陥る人が非常に多くなっているのが現状と言えます。
男性であれば3人に1人・女性は5人に1人が夜9時以降に食事をするという厚生労働省の統計もあるのです。
社会問題にもなっているこの夜食症候群は、不眠症や肥満などの悪影響を及ぼす危険があります。
生活習慣病
前述のように夜食症候群をきっかけに、生活習慣病やメタボリックシンドロームなどにも関わってくる重大な病気をひきおこすいっても過言ではありません!
最悪の場合は、心筋梗塞などに発展してしまうケースがあり死の危険も心配されます。
夜食を摂ることでエネルギー代謝が滞ってしまい、血糖値の上昇で中性脂肪が増えます。
血糖値が上がることで、糖尿病にもなり様々な病気のリスクが高まるのです。
なぜ夜食する人が増えるのか
それはライフスタイルの多様化のほかにも『現代社会』ならではの理由があったのです!!
24時間営業
24時間営業しているコンビニエンスストア・スーパー・飲食店など、いつどんな時間でも飲食が出来てしまうことが大きく関わっています。
最近では24時間営業しているお店も少なくないため気軽に食事が出来ることから夜食を夜食と思わず罪悪感のないまま食べてしまうことがあるのが現状ではないでしょうか。
気軽に立ち寄ることが出来るからこそ、良い意味でも悪い意味でも現代は発展していてすごいと思えます。
深夜に食事をすることで、朝食があまり食べられず、本来の体内時計が狂い始め体は正常な働きが出来なくなってしまいます。
朝昼晩の1日3食で、しっかりと栄養バランスの整った食生活を送ることは1日でも健康に生きるための根本だと言っても過言ではありません!!
正しい食生活を意識的におこない、今一度自分の食生活についても見直すこともするチャンスです♪
健康でいるために毎日の食事には、出来ることから対策をとり無理なく夜食離れを進めていくようにしましょう。