介護食が美味しくて栄養満点と高齢者に人気沸騰

高齢者の増加に伴い、高齢者向けの施設や用品やサービスなど多岐にわたり展開が広がり始めている現代。介護を必要とする高齢者の割合は年々増加傾向にあります。そんな中、需要が高まっているのが“介護食”なのです。

今回はそんな介護食の魅力についてご紹介していきます。

そもそも介護食とは?

介護食とは、介護を必要とする者が食べやすいように作られた食事のことです。

年齢と共に咬む力や飲み込む動作が難しくなっていくのに対し、介護食は食材を柔らかく噛みやすくなっていたり数位分を補うことが出来たりと工夫が施されています。

飲み込みやすく、減塩や糖尿病・腎臓病などにも対応した食事というのも介護食のポイントです。

そして何より、最近の介護食は日々進化しておりとにかく味付けが格段に美味しいのも魅力です!!

バリエーションが豊富

大きく分けて4種類あります。介護段階によっても食べるものは変わってきます

刻み食

咬みやすいように食材を小さく刻んだ食事のことを刻み食と言います。

筋力の低菜などでなかなか口を大きく開けることのできないひとや噛む力が弱くなっている人向けの食事として使われます。

ソフト食

柔らかく煮込んだり柔らかくした食事のことをソフト食と言います。

こちらも噛む力が弱くなっている人や、飲み込む力が弱くなっている人が食べるのに適した食事です。消化不良を起こしやすい人におすすめされています!

ミキサー食

食べ物をミキサーにかけ、トロトロの液体状のことをミキサー食と言います。

噛む力や飲み込む力がほとんどない人が主として食べています。

流動食

主にスープや重湯などの液体状になった食事のことを流動食と言います。

胃や腸の手術をした後にも食べられる食事で、消化する力が弱っている人に食べられるものです。

介護食を作るポイントは?

食べる機能を考えて作ることが大切になってきます。

食べやすさや味ももちろん大事ですが、見た目も美味しくなければ食欲も湧きません

ただでさえ通常の食事を摂ることが困難なので、少しでも見た目から食欲をそそるものにしてあげることはとても重要になってくるのです!

介護食を食べなければならない人には、様々な理由があります。

その中でも、噛む力や飲み込む力が弱っていること以外にも糖尿病や腎臓病を患っている人の場合には糖分・塩分にも気を使い作るようにしましょう

いくら食事を食べやすいものにしても、糖分や塩分などが多く入ってしまうと血糖値が上昇してしまったりと意味がありません。

介護食の栄養ってどうなの?

栄養面も気になりますが、実際のはどうなっているのでしょう。

基本的に、水またはだし汁で味を調整したお粥や、PFCパウダーといったエネルギーとタンパク質を強化する栄養補助粉末などが入っていることが多くあります。

医師などの判断の素、接種しても大丈夫な栄養素は出来るだけ摂るように心がけて、少しでも元気でいられるようにしたいものです。

最近は介護食の需要が高まってきていることで、宅配サービスや通販も多くなってきています

なかなか買いに行くことのできない場合には、そういったサービスを使ってみるのも良いと思います。

管理栄養士さんが監修する、介護用の食事も多く普及されておりレトルト食品も美味しくバランスの良いものが多くなっているのは間違いありませんね!!

老若男女問わず誰にとっても必要なのは“食事”です。食べることは生きることなのです。

家族や介護・看護の介護をする人は、介護を要をする人に寄り添ってよりよい環境をつくってあげることが一番大切なとこです。

これからの時代はもっと介護社会が進みます。皆がより良く過ごす為にも食は重要なことだと改めて思います。