味噌汁を食べる順番はいつ?血糖値・ダイエット・マナーに関する食べる順番を解説!

血糖値が気になる方へのおすすめの食べる順番や、痩せやすい順番、マナーとして正しい順番など様々な観点から「食べる順番」について解説していきます。

大勢での食事の際、マナーがしっかりできていると回りからの評価にも影響を与えるはずです。

自分に合った「食べる順番」についても考えてみましょう!

食べる順番~味噌汁は先が万能?~

味噌汁に限らず、温かい汁物を最初に食べると食べ物を消化するための器官を温めることができます。

消化器官が活発になることで、消化しやすくする効果があるのです。

また、味噌汁の次にヨーグルトを食べることで美肌効果が高まるとも言われています。

食事の際には、まずは汁物から手を付けるようにするのが万能です。

食べる順番~血糖値を下げるには?~

食事を摂ったとき、血糖値が急激に上昇することで弊害が起こりうる可能性があります。

そのリスクは、ガンの発症・動脈硬化の進行・脳卒中の発症・認知機能への影響など様々です。

血糖値の急上昇を抑えるための食べ方は、まず最初に「野菜」「きのこ」「海藻」といった副菜から摂ることです。

これは食物繊維を豊富に含んだ食材を食べるという事となります。

水溶性の食物繊維は水に溶けるとゲル状になり、お腹の中に入ると満腹感を得る事にも繋がります。

「あと少し食べたい」という余計な食事量を抑えることが期待できるとともに、腸内環境を整えたり、血糖値の急上昇を抑えることができるのです。

続いておかず、最後にご飯などの炭水化物を食べることが理想の順番となっていますが、ご飯とおかずはやはり一緒に食べたいですよね。

ご飯用のおかずを少しだけ残しておくのは許容範囲だと思います。

食べる順番~痩せる順番は?~

食べる順番をダイエットへと活かすことも可能です。

基本的には血糖値を下げるための順番と同じですが、コース料理をイメージし、以下の順番で食べます。

野菜・きのこ・海藻を使用した前菜
おかずなどの主菜(メインディッシュ)
シメの主食(ご飯やパンなど)

しっかりと順番を守る事で、最後に食べる炭水化物の量がかなり減るのを実感できると思います。

普段は副菜をあまり用意していないという方は、これを機にぜひチャレンジしてみてください。

豊富な食物繊維は健康だけでなく、腸内環境を整え、最終的には美容へと効果があらわれるはずです。

また、糖質とたんぱく質を一緒に食べるとこれらが結びつき、老化の原因になると言われています。

まずは副菜で食物繊維を摂り、主菜でたんぱく質を摂り、最後に炭水化物で糖質を摂ることによって、この現象をある程度防ぐことが可能となるのです。

さらにこの食べる順番は、血糖値を急激に上げにくいことはもちろん、食べすぎを防ぐことも目的となっています。

食べる順番~マナー的には?~

会席料理などで食べる順番を迷ってしまうことはありませんか?

迷い箸は嫌い箸と呼ばれており、NGマナーです。

和食を食べる際のマナーとして知っておきたい食べる順番をご紹介します。

まず、和食において一番最初に手を付けるのは「汁物」です。

ご飯粒が箸先についてしまうことへの予防でもあり、温かい汁物を飲むことで胃腸の動きを活発にすることが目的となっています。

そして、味覚が狂わないように味の薄いものから順番に食べていきます

汁物の次に食べるのは「ご飯」、続いて「おかず」です。

汁物→ご飯→おかずを1つのローテーションにして続けて食べていきます

また和食では、おかずは左の手前から右の奥にかけて味が濃くなっていくように配置されています

味の薄い左の手前から順番に手を付けていきましょう

よく噛むことも重要!

食べる順番に気をつけるときは、早食いを控えるためにしっかり食べ物を噛むことも大切です。

慣れないうちは具材を大きめにカットすることで、意識せずとも咀嚼回数を増やすことができます。

気になる「食べる順番」を見つけたら、ぜひ試してみてください!