日本食は長寿をつくる代表的なパワーフード

日本の伝統的なものの一つ「日本食」。最近では料理を作って食べる家庭も減りつつあるのが現状です。外食やコンビニエンスストア、ファストフードで簡単に済ませることが増えていませんか?

美容や健康のためにも食事は作るように心がけ、日本のパワーフードを取り入れた食生活を送ってみませんか?

日本のパワーフードって何がある?

美味しく健康的な日本のパワーフードは、実はたくさんあります

納豆

代表的なものからいうと、納豆はパワーフードの王様です。

発酵食品の一つで、腸内環境を整えてくれる役割をしています。他にも、便秘改善や美肌効果にも効果的で体の内側から綺麗にする手助けをしてくれるのです。

血液をサラサラにしてくれる「納豆キナーゼ」という酵素が含まれていて、動脈硬化や心筋梗塞、血栓を溶かしたりという病気の予防にも一役買ってくれる食材なのです。

玄米

玄米もまた、パワーフードの一つです。

食物繊維が豊富で、脂肪やの代謝を促してくれるビタミンB群やアンチエイジング効果が含まれています。むくみやがん予防にも効果的で、近年精米されたお米よりもあえて玄米を選ぶという人も多くなってきています。

カロリーも低く、ダイエット食としても注目を集めています。

海苔・海藻

実は海苔もまた、日本のパワーフードの一つなのです。海苔が?と意外に思われるかもしれませんが、日本では昔からビタミン・ミネラルなどを補給するために海藻を食べる習性がありました。

美肌効果が高く、低カロリーな上に食物繊維も豊富でいいとこ取りな食材なのです。

中性脂肪の減少や抗がん効果もあり、EPAも豊富に含まれています。

海苔は何にでもあう食材なので、どんな料理にも上から振りかけることで栄養効果が向上されますね。

味噌

味噌も納豆同様に発酵食品です。日本食に欠かせない味噌汁のもとになっているので、嫌いな人は少ないと思います。

味噌汁だけでなく、肉や魚や野菜とも相性抜群で食卓に欠かせないです。

味噌には肝機能を高めてくれる効果があり、肝臓に脂肪が蓄積されないように働きます。脂肪肝などにも効果がありますよ。

しみやそばかすの原因となるメラニンをつくる働きもあるので、美肌効果にも一役買ってくれます。

 

和食の基本は「一汁三菜」といわれています。昔の人はそうやって日本の食文化を守り続けてくれたおかげで、今ではパワーフードとしても日本のみならず世界的にも有名になっているのでしょう。

健康的にもそうですが、ヘルシーで非常に美容効果も高いのはとても嬉しいですね。

食べて健康かつ綺麗で入れるのは日本食ならでは思います。

日本にはまだまだたくさんの食材があります。緑茶や果物など簡単に口に入れられるものから、郷土料理としてつかう様なものまで。

せっかくなら毎日の食事を美味しく栄養の整ったものを食べることは、日本人としてもとても大切な役割の一つなのだと思います。

2013年の冬に、ユネスコ世界無形文化遺産として「和食」が登録されました。

今や海外における日本食のレストランの数は、およそ11.8万店ともいわれています。

しかし、家庭で日本食を作ろうにも、手間や面倒などといった声が多く、見た目も地味な印象があります。

そこで若者世代や子育て世代へ「食育」をかねたイベントや情報の取り組みが数多く進んできているのです。

正月など年間行事には欠かせない日本食も、最近では一から作る人も少なくなっています。しかし、食のありがたみに感謝をし家族や地域の絆を深めるためにも、日本食を囲って時間を共有することも大切なことです。

季節に合った旬のものを食べて、心も体も健康でいられるように、日本の伝統ある食を楽しみながらいつまでも長生き出来ることを目標に、そして日本食を大切にしていきたいです。