現在、第三次『タピオカ』ブーム真っ只中で、若者を中心に幅広く人気を集め社会現象にもなっています。
そんなタピオカですが、一体何から出来ていて健康には問題ないのか?と、ふと疑問に思いませんか?
そんなタピオカについて詳しくご紹介していきます♪
そもそもタピオカとは?
トウダイグサ科のキャッサバの根茎から製造したでんぷんがタピオカです。
キャッサバは芋の一種であり、このキャッサバでんぷんを粒状にすることでお馴染みのあの見た目となるのです。
定番のブラックタピオカは、カラメル色素を加えて色を付けています。
台湾が発祥のタピオカは、1980年代と意外にも四半世紀以上も前のことだとはびっくりですね!
第一次タピオカブーム
1992年に第一次のタピオカブームが日本にくると、たちまち若者の間で人気になり『白いタピオカ』が流行りました。
ココナッツミルク(杏仁ミルク)を入れたスプーンで食べる形のデザートとして話題となります。
第二次タピオカブーム
二度目のタピオカブームは2008年に、
本場台湾の快可立(Quickly)やEasyWay などのタピオカティーブランドが日本に上陸したことをキッカケに再び社会現象を起こしました。
第三次タピオカブーム
2017年に三度目のブームが到来すると、街でタピオカを片手に歩く人が多く目につくようになりました。
『タピ活』や『タピる』といった言葉まであるほどの社会現象を巻き起こしています。
タピオカは健康にいいのか?!
キャッサバでんぷんであるタピオカは、炭水化物で出来ています。
栄養面で考えると単純に炭水化物が摂れるというだけで、タンパク質や糖質はほぼ含まれていないのです!
食物繊維が1%未満と、ダイエット中の方や食事面で気にしている方からすると
あまりよくない数字ではあります。
製造工程の中で、ビタミンやミネラルといった成分も取り除かれていることから栄養面はあまり期待が出来ないのが現状ということがわかりますね。
食べ過ぎのリスク
実はタピオカが原因とした症例もあることが分かっています。
14歳の少女が毎日タピオカミルクティーを飲み続け、腹痛を起こした結果胃や腸から100個以上のタピオカが消化されていない状態で見つかったというケースがありました。
タピオカはデンプンから作られるため、消化しにくいことや粘着剤や防腐剤といった防腐剤がふくまれており
過剰摂取してしまうと胃腸障害を引き起こす危険が0ではないのです。
美味しいからと言って飲みすぎには要注意なのが分かりました。
栄養価もほどんど無く、炭水化物の塊なためダイエット中の方にはおすすめできないものだと言えます。
食感がこんにゃくの様な部類とも捉え誤解している方は、この機会に飲み過ぎていないか考えてみてください。
糖分も多く入っていますので、水分補給としてもあまりおすすめはできません。
有毒!?原料の“キャッサバ”が危険
実は原料であるキャッサバには、有毒な成分である「アイアン化合物」が含まれているのです。
食用にする過程で毒抜きが当然行われ、生食のまま日本への輸入は禁止されています。
葉を発酵させ有毒な成分を抜いたのち、加工されたキャッサバが日本へと輸入されるのです!
人気のタピオカを飲むまでには、まさか毒抜きがされているとは思いもしないですね…。
人気であるタピオカドリンクは、楽しむ程度に飲むようにしましょう♪
そして、安全を考慮するなら国産を選んでみたり、
カロリーが気になるけど飲みたいといった方には、糖分の少ないドリンクにしてタピオカを味わってはいかがでしょう。