食事とダイエットの本当の意味とは?

「ダイエット」というのは、人類が習慣的に摂る食事を意味します。ダイエット=痩せる、という認識が一般的ですが本来の意味を理解した上で、食事を摂ることで健康的で無理のない「ダイエット」が出来るのです。

もちろん、ダイエットという言葉には、肥満対策や痩身といった意味もあり、健康的で綺麗な体作りが維持されるのであれば本能だと思います。

しっかりとした食事をとること

基本的には、朝昼晩と一日三食の食事が好ましいとされる中、どのような食事体制が良いのか、実際に出来ているのかもう一度見直す必要があります。

朝、食事を抜かす人が多い現代で、しっかりと朝食を食べることは、本当のダイエットになります。

デメリットがたくさん

朝食を食べずに、お腹を空かせて昼食を食べると、さまざまな問題があります。

 

まずのその一つに、空腹感からの食事は食べ過ぎてしまうということです。朝食を食べていないからと、昼食で栄養を補おうとすることにより血糖値が急上昇してしまうのです。

その結果、インスリンが分泌されて余分な糖が脂肪へと変わり、体内に蓄えられることから脂肪に変わるのです。

朝食、昼食、夕食とバランスよく一定の時間を置いて、毎日同じ様な時間帯での食事のリズムが整っていれば、体内時計が働き大量の食事摂取も防ぐとこが出来ます。

 

細かく言えば、男女別・身長や体重・一日に使う体力などによって人それぞれの摂取カロリーは変わってきます。

痩せたいと思い、サラダだけにしようという考えはもう古いのです。

 

無理な食事の制限こそ危険とされ、食事制限による反動で起きるリバウンドは大きな課題の一つです。

その原因の一つに、痩せようと食事に制限をかけることで、タンパク質が不足しやすくなるということです。

タンパク質の摂取量が日本人は足りていないとされている現状、食事制限によって更なるタンパク質不足を引き起こすのです。

 

このタンパク質が不足することによって、筋肉量が低下してしまいます。なおかつ、食事制限をしている間は特に糖質の摂取量が減ることから、さらに筋肉量が低下してしまうという悪循環が生まれます。

筋肉というのは、カロリーの燃焼を促す大切な役割となっているため、筋肉量が減ることで代謝が落ち、逆に太りやすい体になってしまうのです。

理想の食事とは

バランスの良い食事を摂ることこそが、本当のダイエットとなると、どのような食事が理想なのでしょう。

主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物これらを、バランス良く摂ることを目標として過剰摂取や不足しているものを無くしていくことが理想的です。

主食であれば、ご飯・パン・麺類など、主となるエネルギー源をしっかりと補給する必要があります。

痩せたい時こそ、炭水化物を抜きがちですが食べなすぎことは良くないのです。

 

副菜は、肉や魚・卵・大豆製品などといったタンパク質を多く含む食材です。

先ほども述べた通り、筋肉を作る源になる為に、欠かせない栄養なのです。

 

副菜は、野菜やきのこ・海藻類などのミネラルやビタミンや食物繊維などを多く含む食材です。

不足しがちな栄養を、副菜で補うように献立を考えるのがポイントの一つになってきます。

牛乳やチーズなどといった乳製品を摂ることも必要で、日本人の食生活で不足しがちなカルシウムが多く含まれているので、バランスよく摂ることが大切です。

バナナやりんごやみかんなど、ポリフェノールや食物繊維やビタミンC等も多く含まれているので、美容や便秘解消などの効果も高く内臓から綺麗になる手助けをしてくれます。

 

健康的に痩せること第一に、無理のない本来の「ダイエット」をすることが、理想的だと思います。

偏った食生活をしていないか、今一度見直してみてはいかがでしょうか。